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09 April

夢から覚めて

夢を見ていた。
あの人の夢。
やっと会えた。
けれど……。

目が覚めたとき、左腕は
激しい“悲しみの怒り”の渦を内に抱え込んで、
じっと耐えているようだった。

左腕がひどく緊張している。
とても痛くて、それは
腕がもげてしまうのではないかと思うほど。

緊張が脚のほうにまで伝わって、
太ももの裏のあたりも痛い。

左腕が重たい。

腕だけじゃない。
からだの左半分がすごく重たい。

左腕はまるで朽ちていくような、
そんな感覚でもある。

右目からだけ涙が出てくる。
涙が出てから、涙に気づいた。


そうしてわたしは、しばらくの間、
おかしなくらい静かに流れていく今の中にいました。


※イラスト素材はふわふわ。りさんからお借りしました


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23 March

“過”








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「過去が過去になってしまった」
そう思うとき
わたしは悲しくなる 苦しくなる
実際には 過去がまだ
“過去になってくれない”から
そうやって苦しむんだと思う

大切な誰かとの関係
だんだんに またはある瞬間を境に
妙な“過去感”みたいなものを感じる
そのくせ それが確かに
過去になるまでには時間がかかったり

わたしは今日まだ苦しい
大きな苦しさ
だいぶ小さくなった苦しさ
いくつか抱えながら過ぎていく
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26 September


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ただここに自分が在る そんな「今」は
こんなにも充たされていて

さて わたし
ここからどうやって
「普段」に足を伸ばすといいだろう?

つないで
自由に行き来したいんだ
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