忍者ブログ
06 February

「喪の仕事」


1月25日は妹の命日でした。
あれからもう9年経ったんだなぁ……そんなに前のことのような気はしないんですよね。
でも、当時30歳だったわたしは、確かに今、39歳。

妹が亡くなってから数年の間は、
悲しみやつらさといった気持ちはそれほど(もしかしたらほとんど)なくて。
自分の中にあったのは、妹に対する憎しみや嫉妬心、それから
そういった気持ちを抱いてしまうことでの自己嫌悪感や罪悪感といったものでした。
そうしたぐちゃぐちゃな気持ちは、抱えていてとても苦しかったけれど、
そうやってある意味じっくり苦しんだり、何度かはそのぐちゃぐちゃを blog に書いたり、
ということをやっているうちに、自分の中で徐々に何かが変わっていったのかな、
時間はかかったけれど、妹に対する憎しみや嫉妬心は自然に和らぎ、小さくなっていきました。

最近になって
「ああ、そんな風にしてわたしは『喪の仕事』(モーニングワーク) をしていたのかなぁ」
なんて思う。
心理学だとかセラピーだとかの勉強を始めて2年半ほど経ちますが、
ここに来てようやく、この部分の知識と自分の経験とが結びついて、そんなことを思います。
また、妹の死をめぐる「喪の仕事」は、わたしにとっては同時に
“母と自分の関係性”や“母に対する自分の本当の気持ち”というところを見つめていく、
その「入り口に立つ」ことともなりました。

……と、こう思い返したりなんだりしてみると、なんだかちょっと感慨深いようでもあったり。

妹のこと、穏やかな気持ちで思い浮かべられるようになっている今の自分がいます。
妹の死について、素直に「残念だな」って思ったり、悔しかったり、涙が出てくることもある、
そんな今の自分だったりします。
こう言っちゃうのは少し照れくさいけど、
今、自分は生きているんだな、これからも生きていくんだな、って思います。


PR